議員名
工藤 将之(くどう まさゆき)
選挙区 / 会派
桜井市選挙区 | 日本維新の会
質問種別
一般質問(初質問)
答弁者
山下知事 / 各局部長 / 教育長
成果ハイライト
- 知事が閉鎖宿泊施設の再開を県として積極支援する方針を表明
- 知事が首都圏事業者向けセミナー開催(知事自ら登壇)を表明
- 年収910万円以上の家庭への支援を「検討している」と前向き姿勢
- 重心センターの周知不足を認め「しっかり取り組む」と明言
- 高校入試の合理的配慮について「前向きに進む」と答弁
- 市町村事務職向けコーディネーター簡易研修の検討を開始
観光振興
課題意識・問題提起
奈良県の観光は奈良公園周辺(北部)への日帰り客に偏り、宿泊が伸びない構造課題があります。
| 指標 | 数値(令和3年) | 備考 |
|---|---|---|
| 日帰り訪問者数 | 延べ 1,664万人 | 大阪・京都からの日帰り客が大半 |
| 宿泊者数 | 延べ 約168万人 | 日帰りの約10分の1(全国最下位水準) |
工藤議員の質問・主張
- 南部・東部への具体的な誘客策と、知事独自の新しい仕掛けを問いかけ
- インバウンド対応(Wi-Fi整備、ハラール等)など細部の課題も具体的に指摘
- 大阪・関西万博を契機に、宿泊需要を県内へ波及させる設計を要望
行政側の回答
コロナ禍で閉鎖した宿泊施設の実態を確認し、再開を県として積極支援する。
首都圏事業者向けに「奈良で宿泊施設を開設しませんか」セミナーを開催。知事自らプレゼン登壇。
明日香村でのグランピング等、高付加価値施設の整備を推進。
成果・意義
「再開支援」「首都圏セミナー」「高付加価値誘致」という新しい具体アクションを、議会の場で明言させた点が最大の成果です。
子育て支援
課題意識・問題提起
所得制限の壁で支援が届かない層があり、「年収910万円以上の世帯は国も県も支援がゼロ」という盲点が存在します。
| 項目 | 数値・内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 多胎児分娩件数(県内) | 90件 | こども・女性局長答弁(令和4年度) |
| 支援ツール | リトルベビーハンドブック などの周知 | 早産児・低出生体重児の家族支援 |
工藤議員の質問・主張
- 多胎児家庭の外出・移動困難や睡眠不足など、当事者の苦しさを具体的に取り上げ
- 所得制限の見直しを問い、制度の盲点を議会の場で可視化
行政側の回答
年収910万円以上の家庭への支援策についても「今、検討している」と前向きに答弁。
成果・意義
制度の盲点を公式記録に残し、知事から「検討」の答弁を引き出して次の施策議論につなげました。
医療的ケア児支援
課題意識・問題提起
医療的ケア児が安心して学べる環境づくりには、周知・人員配置・制度設計の改善が不可欠です。
工藤議員の質問・主張
- 重心センターの人員強化・集約の必要性を提案
- 市町村事務職向けの簡易研修(コーディネーター)制度設計を提案
- 合理的配慮(代筆受検)の明確化を教育長に追及
行政側の回答
周知不足を認め「しっかり取り組む」と明言。事務職向け簡易研修の検討も約束。
高校入試の代筆受検について、窓口を明確化し前向きに進める旨を答弁。
成果・意義
声を上げにくいテーマを議会で正面から扱い、周知強化・研修検討・合理的配慮の前進につなげました。
「多胎児支援や医療的ケア児支援は、当事者の方々が声を上げにくいテーマです。
同じ苦労を奈良県で同時多発的にしないような制度設計をぜひお願いしたい。引き続き取り組んでまいります。」
工藤議員の質問を貫く3つの視点
地元への目配り
観光の宿泊促進や子育て・医療的ケア児支援など、暮らしの課題を県政の議論に乗せる。
現場の一次情報
当事者の声・実態に基づき、制度の盲点や周知不足といった課題を具体化する。
数字と具体策で前に進める
データ提示と具体アクション提案で、答弁を「方針」から「行動」へ近づける。
会議録(外部サイト)